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双 鶴 同 窓 会ホームページ |
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令和2年度版 双鶴同窓会会員名簿 発刊に寄せて |
双鶴同窓会 会長 内藤 行雄
発刊に寄せて
同窓会員の皆様には、益々ご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。
日頃は、同窓会活動に格別のご理解とご協力を賜りありがたく感謝申し上げております。
今回の同窓会会員名簿の発刊につきましても、多くの皆様に広告掲載をいただき、
また、名簿をご購入いただきありがたく思っております。
本校の同窓会は、
昭和23年の学制改革によって加佐郡立舞鶴高等女学校(舞女:明治40年開校)、
京都府立舞鶴中学校(舞中:大正11年開校)と
新たに開校した西舞鶴高等学校の全日制、定時制、通信制の同窓会が
統合されて誕生しました。
このとき、舞女・舞中の番(つかい)の鶴から生まれた若鶴が西舞鶴高校ということで、
双鶴同窓会と命名されました。
結成以来72年、
歴代会長様をはじめ同窓の諸先輩方が輝かしい歴史と伝統を築いてこられ、
現在もこれを引き継いで活動を続けています。
毎年6月には、会員相互の教養を高め、親睦を図り、母校の発展を開催、
また、東京・京都・阪神の3支部では、
2年に1度、支部に在住する同窓生が集い支部総会を開催し、
世代を超えた同窓生が、ふるさと舞鶴を語り、母校を語り、
懐かしい青春の日々を語り合って同窓生の絆を深めています。
この他、全日制では同窓会の伝統行事として、
先輩方から長く引き継がれている「卒業30周年祈念同窓会」が例年開催されています。
私も同窓会長として出席させていただいていますが、
30年間途絶えていた同学年の絆を確かめ、新たな繋がりができる、
同窓生にとっては、なくてはならない行事となっています。
また、通信制では2年に1度「通信制の会」が開催され、
年齢差を忘れて学んだ仲間が集い、
少人数で頑張った学校行事や苦労したレポート作成の思い出話など、
通信制ならではの強い絆を感じる同窓会となっています。
このような行事が、当たり前のように開催されるのは、
学校創立112年を誇る母校の歴史と伝統によって培われた同窓生の絆が、
先輩から後輩へ脈々と受け継がれている証であり、
双鶴同窓会の何物にも代えがたい財産であります。
近年、個人情報の保護や会員名簿を悪用する事例が後を絶たず、
所在不明者が多く見られるようになりましたが、
同窓会の伝統行事を開催する資料として欠かせないのが会員名簿であります。
今後とも、より充実した内容になりますよう、
皆様方の更なるご協力をお願い申し上げます。
結びに、同窓会員皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げますとともに、
会員名簿発刊にご尽力いただきました関係の皆様に感謝を申し上げ、ご挨拶とします。
双鶴同窓会歴代会長
昭和23年10月~ 昭和25年8月 飯野 豪三(昭2中)
昭和25年8月 ~ 昭和36年11月 瀬野 尚憲(昭2中)
昭和36年11月~ 昭和48年5月 福田 重郎(昭2中)
昭和48年5月 ~ 昭和58年6月 井関 勉(昭9中)
昭和58年6月 ~ 平成5年6月 多田 卓夫(昭12中)
平成5年6月 ~ 平成10年6月 芦田 義通(昭16中)
平成10年6月 ~ 平成20年6月 金村 九二夫(昭26高)
平成20年6月 ~ 平成28年6月 南 房夫(昭32高)
平成28年6月 ~ 内藤 行雄(昭41高)
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西舞鶴高等学校 校長 松下 茂男
御挨拶
この度、双鶴同窓会会員名簿(令和2年度版)が改定発刊の運びとなりました。
本校は、遠く明治40年に 現在の舞鶴市城北中学校の地に設立された 加佐郡立高等女学校と
大正11年に現在地に設立された 京都府立舞鶴中学校を前身とし、
昭和23年の学制改革により両校が統合され、
現在の西舞鶴高等学校となりました。
幾多の変遷を辿りながら、世紀を超え、
明治・大正・昭和・平成そして令和へと激動の時代を経て、
間もなく創立113年目を迎えようとしています。
この間、36,000名を越える卒業生の方々が国の内外を問わず
各方面でめざましい活躍をされておりますことは、
誠に心強くまた誇りとするところです。
学窓を出て幾星霜、今この名簿を手にされ、
いかなる想いでページを開かれているでしょうか。
御自身、そして、懐かしい友の名前を探しながら、
ともに机を並べて勉強し、部活に汗し、
睦まじく遊んだ青春の日々を想い起こされているのではないかと拝察いたします。
その表情も学生時代の面影に戻っているかもしれません。
懐かしい思い出を共有し旧交を温め心をつなぐ架け橋として、
この会員名簿が役立つことを願うものであります。
さて、全日制(普通科・理数探求科)と通信制(普通科)の2つの課程を併置し、
京都府北部における中核校の役割を担う本校では、
校訓の「究理」「尚志」「啓人」、
「友情のメダル」で語り継がれる大江選手像の台座に刻まれた「努力と友情」など、
長い伝統の中で大切にしている言葉があります。
それらに加え、
創立111年、トリプルワンの年に3つのスローガンを掲げました。
「夢を叶える場所がここにある」
「夢への大きな一歩を踏み出そう」
「Next Stage~未来への前進~」、
いずれも生徒会提案の言葉であり、
校門横の国道沿いにも掲示し 西高生の心意気を広く発信しているところです。
近年、我が国が目指すべき姿として「ソサエティ5.0」という言葉を
よく耳にするようになりましたが、
AIに象徴される技術革新やグローバル化等の劇的な進展は、
どのようなキャリアを選択するかにかかわらず、
全ての人の生き方に大きな影響を与えるものとなっています。
また、令和4年には成年年齢が18歳に引き下げられることからも、
高校時代の過ごし方が 益々大きな意味を持つようになってきたと感じています。
変化を前向きに受け止めながら、
人としての感性を働かせ、
社会や自らの人生をより豊かなものにしていく創造力や行動力を
西高生たちが身に付けられるよう、
文武両道の伝統を基盤に
さらなる高みを目指す教育を進めてまいりたいと考えております。
今後とも 皆様方の温かい御理解・御支援を
賜りますようお願い申し上げます。
結びにあたり、会員の皆様方の益々の御活躍と
双鶴同窓会の御発展をお祈り申し上げ、
御挨拶とさせていただきます。
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双鶴同窓会 理事長 渡辺 弘
双鶴同窓会 本部報告
私は「双鶴同窓会」の名前を聞くたびに、
「誇り」のようなものを感じます。
立場上同窓会の多様な活動に接する中で、
その歴史と伝統の重さを改めて痛感しているからかも知れません。
明治40年に現在の城北中学校の地に開校し
3,300余名が卒業された
加佐郡立高等女学校(大正12年京都府立舞鶴高等女学校、
昭和18年京都府立舞鶴第一高等女学校にそれぞれ改称)、
大正11年に開校し2,800余名が卒業された舞鶴中学校(昭和18年京都府立舞鶴第一中学校に改称)、
そして昭和23年の新学制により開校した京都府立西舞鶴高等学校では、
平成30年度までに30,000余名が卒業され、
総勢36,100余名の方が本市・本府はもちろんのこと
全国で活躍され母校の名を広げてこられました。
昭和23年までは、
両校はそれぞれに同窓会を創立し活発に活動されていましたが、
昭和23年10月に合併され、
新たに西舞鶴高等学校を母校とする同窓会を創立し、
現在の「双鶴同窓会」として出発しました。
この「双鶴」とは、「吉」を呼ぶ「夫婦鶴」を意味し、
「地名『舞鶴』の『鶴』に因み」にあやかり、
同窓会員が末永く幸せにとの願いを込めて「双鶴同窓会」と名付けられています。
現在、京都支部、東京支部そして阪神支部の3支部が
2年に一度支部総会を開催し、
各支部とも100余名の同窓生が集い当時の懐かしい話や近況を語り合い、
そして母校の発展に耳を傾けるなど充実した場となっています。
現在本部の総会は、
役員(卒業時に決定される評議員とその中から会長が委嘱する理事)によって、
毎年6月に総会と記念講演と懇親会の3部制で開催しています。
総会は、
前会長の南房夫氏や前理事長の林田光弘氏を始めとする当時の本部役員により、
これまでの会則が「評議員会の決議を総会の決議とする」旨に改正され、
現在は効率よく運営できるようになりました。
ただ議案は大変重要な内容でもあり、
慎重な審議を要するのはもちろんのこと、
総会においても説明責任を果たすべく諸準備に留意しているところであります。
総会後は、卒業生や母校の教職員による講演や演奏などで
会場や参加者がリラックスした後、懇親会へと移っています。
その場でも 各支部と同じ様に和気あいあいとした雰囲気で時間が過ぎていきます。
このようにすべての役員は、一人でも多くの同窓生が参加し楽しめるよう、
早い時期から集まり内容の工夫や検討を重ねています。
西高という共通語により、
初対面であっても親しみを感じ多様な話題で談笑し、
かつエネルギーが湧き起ることの機会に老若男女を問わず都合をつけて参加され、
ぜひ多くの同窓生と有意義な時間を過ごしていただければと思います。
今後は、双鶴同窓会の益々の発展と同窓生の絆を深めるために、
本部総会に参加する役員の変更に関する検討と
西高生の活躍や各総会の様子や同級会の取組や様子などを、
毎年2月に発刊する同窓会報「双鶴」やホームページでお知らせしています。
今後同級会の開催や行事などを計画されましたら、
パソコンで双鶴同窓会を検索し、情報の提供をお願いします。
同窓会の運営は、
西舞鶴高等学校卒業生からの同窓会入会金を主たる収入として運営されています。
また、西高卒業後30年の恒例行事として
年々引き継がれている同窓会から多額の基金寄付を頂いており、
本会の特別な行事や母校の発展を援助する事業に有効に活用させていただいております。
誠にありがたく厚くお礼申し上げます。
同会会則の事業の一つに会員名簿の発刊があります。
前回は平成27年に発刊され5年が経過しましたので、
本部役員で検討し令和2年5月に発刊することに致しました。
旧友の名前を目にしながら西高時代を振り返り、
青春の思い出とともに同窓会のより強い絆へとなることを祈ります。
終わりに
母校のますますの発展と
双鶴同窓会会員の皆様のご健勝とご多幸を
祈念し本部報告と致します。
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